海外に挑戦してみたい、そんな夢を持つ日本の若者の皆さん、こんにちは!
日本の大学を卒業後、就職せずに思い切ってオーストラリアへ飛び出した「海外チャレンジャー」のmorikoです。
エージェントにも語学学校にも頼らず、自力で情報を集め、限られた予算でワーキングホリデーに挑戦した私のリアルな経験をこのブログでは発信しています。
今回は、私が「貯金50万円」でオーストラリアにワーホリに来た方法を、実体験をもとに詳しくご紹介します。
「お金がないから無理かも…」と悩んでいる人にこそ読んでほしい。「しっかり準備すれば、少ない資金でも海外チャレンジはできる!」そんな希望を届けたいです。
自分で全部やる!エージェントを使わずに準備したこと

エージェントに頼らずに準備を進めた私が、実際に行ったことを詳しくご紹介します。自分の力で調べて動けば、驚くほどのコスト削減が可能です!
航空券の予約
私は「スカイチケット」というサイトを使って予約しました。アプリが使いやすく、料金比較も簡単。私は半年前に予約して、片道で約8万円の航空券を確保しました。
ビザ申請
ビザ申請は英語表記なので一見難しく見えますが、ネットやYouTubeで手順を解説してくれている人がたくさんいます。私は実際にそれらの情報を参考にしながら自分で申請しました。ただし、万が一ミスがあると自己責任になるので、慎重に進める必要があります。
滞在先の確保
最初の滞在先は「Booking.com」で予約しました。格安バッパーが探しやすく、キャンセル可能な宿も多くて便利です。私は渡航の約半年前に格安バッパーを見つけて予約し、到着後の住まいに困ることはありませんでした。
現地での家探し
私は以下のサイトやアプリを使って家を探しました:
- Facebook(Marketplaceやコミュニティグループ)
- 日豪プレス(日本語の求人・住まい情報サイト)
- Gumtree
- Flatmate.com.au
- Real Estate.com.au
オーストラリアでの家探しの流れ
- サイトから気になる物件にメッセージを送る
- インスペクション(内見)の日時を決める
- 実際に家を見に行く
- 気に入ったらオーナーに連絡して希望を伝える
- 契約が決まれば引越し!
ポイント:
- 気に入った家はすぐに連絡を!いい物件はすぐ埋まることが多いです。
- 初めての家探しなら最低5件はインスペクションに行きましょう。 オーストラリアの家の雰囲気や相場感をつかむには、実際に見るのが一番!
私は「自分で内見に行くこと」自体がすごく楽しかったです。英語に自信がなくても、必要なフレーズを事前に調べれば何とかなります。
英語の勉強
渡航前から1年以上かけて英語学習を少しずつ進めていました。
- 文法の基礎理解:日本の参考書を使って復習
- 英会話練習:ネイティブキャンプを活用(月6980円)
日常的に英語に触れることで、「最低限の会話力」を身につけてから渡航できたのが大きな安心につながりました。
現地の情報収集
事前に調べていたのは、主に以下のような内容です:
- オーストラリアの物価・生活費・家賃相場
- ワーホリでの仕事の探し方
- 現地での初期手続き(銀行口座開設、SIMカード、移動手段など)
ただ、行ってからもっと詳しく知っておけばよかったと思ったこともたくさんありました。 例えば:
- タックスファイルナンバー(TFN)の取得
- スーパーアニュエーション(年金制度)の理解
- レジュメの具体的な書き方
- 運転免許証の切り替え
こういった細かい事務手続きも、事前にしっかり調べておくと現地での行動がかなりスムーズになります。
Facebookなどの現地コミュニティに参加しておく
「メルボルン 日本人」「メルボルン 求人」などのキーワードでFacebookグループを検索&参加。リアルな求人や部屋情報を得るのにとても役立ちます。
留学エージェントを使うといくらかかるの?

エージェントを使うと、以下のような費用がかかるケースが多いです。
- サポート費用(留学・生活のサポート、相談料など)
- 語学学校の学費(30万円〜50万円以上)
- ビザ申請の代行費用
- 英語コーチングや渡航前のレッスン費用 など
実際に私が相談に行ったエージェントの1つでは、英語コーチングやサポート込みのプランで70万円〜90万円程度のコースを勧められました。
私はもともと「予算50万円」と決めていたので、その時点で「エージェントは使わない」と早い段階で決断しました。
さらに、そのエージェントでは、私1人に対して2人のスタッフさんが対応してくれて、かなり丁寧だった一方で、 「英語コーチングを受けてしっかり準備してから行った方が絶対に成功します」とかなり強めにすすめられました。
内容自体は魅力的で、「これを受けたらもっとスムーズにワーホリ生活が送れるのかもしれないな」とも思いましたが、 その提案内容の金額は正直かなり高く、英語コーチングだけで40万〜50万円近いプラン。しかも「今申し込んでくれたら20万円割引します」と特別オファーをされても、 結局トータルで60万円を超える金額でした。
「お金がない私に、この額は無理だな」と思ったし、 少し強引な雰囲気にもプレッシャーを感じてしまったので、結局その場でお断りしました。
この体験から私が伝えたいのは、エージェントを使うかどうかは、自分の目的と予算にしっかり照らし合わせて決めるべきということです。
「サポートを受けて安心したい」「人と一緒に準備したい」という人には向いていると思うし、 「とにかく節約したい」「自分の力でチャレンジしたい」という人には、エージェントは必須ではありません。
エージェントは便利な選択肢の1つではあるけれど、誰にとっても必要なものではない──そう実感しました。
ワーホリ準備はいつから?半年〜1年が理想

「お金をかけずに海外に行く」を実現するには、準備期間が必要です。
最低限やるべき3つ
- 語学学校に通わない(節約)
- 英語力を日本で伸ばす(できる範囲でOK)
- 自分で調べて、現地での行動に備える
私は約2年半かけて準備しました(大学卒業&コロナ禍の影響もあり)。その間、少しずつ英語を勉強し、オーストラリアの生活をイメージして動いていました。
英語力があまりなくても、日本食レストランやファームジョブなど、英語をあまり使わない仕事もあるので安心してOK!
実際ワーホリにかかった費用の内訳

渡航前にかかった費用
- 航空券:約8万円
- ビザ申請:約6万5千円
- 滞在先(2週間):約4万円
- 英語学習(ネイティブキャンプ):6980円×8ヶ月(約5万6千円)
- キャリーバッグ:約3万円
- 薬・塗り薬:約1万円(体質的に必要)
- 簡易的な食料:約1〜2万円
渡航後、仕事が見つかるまで(約2ヶ月)
- 家賃:180ドル/週 × 8週 ≒ 1440ドル(約14万円)
- 食費:100ドル/週 × 8週 ≒ 800ドル(約8万円)
- スポーツや交流費:約50ドル/週 × 8週 ≒ 400ドル(約4万円)
- 携帯代:30ドル/月 × 2ヶ月 ≒ 60ドル(約6000円)
合計すると、ざっくり約45〜50万円で渡航〜生活を始めることができました!
お金がなくてもワーホリに行くために必要なのは「事前準備」と「行動力」
本当に必要なのは、資金よりも「覚悟とやる気」だと私は思います。
行く前にどれだけ下調べをして、行動計画を立てていたかが、現地に着いてからの充実度を左右します。
海外では、誰かに頼らない限り、誰も助けてくれません。だからこそ「自分から動く力」が必要。
語学学校やエージェントに頼らなくても、やる気と工夫があれば、少ない貯金でも海外に挑戦できる。
まとめ|結局、必要なのは「覚悟とやる気」

私は貯金50万円でオーストラリアに来て、英語力・行動力・人とのつながり、いろんなものを得ることができました。
たしかにお金があった方が安心。でも、なかったとしても「行けない」わけじゃない。
「どうにかしてでも行きたい」って思ってるあなたなら、絶対にチャンスはつかめるはずです。
お金がないことで挑戦を諦めかけている人の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。
ワーホリに行きたい方はぜひ下記の記事👇もチェックしてみてください!
https://moriko.blog/オーストラリアワーホリに来た私が「語学学校に/