海外に挑戦してみたい、そんな夢を持つ日本の若者の皆さん、こんにちは!
日本の大学を卒業後、就職せずにオーストラリアへ飛び出した「海外チャレンジャー」のmorikoです。
エージェントにも語学学校にも頼らず、自力で情報を集め、限られた予算でワーキングホリデーに挑戦した私のリアルな経験を、このブログでは発信しています。
今回は、「オーストラリアでの車の買い方と、車があるとどれだけ生活が変わるか」について、私自身の体験や気づきを交えながらご紹介していきます。
「車を持つのって難しそう…」「海外でどうやって買えばいいの?」そんなふうに不安を感じている方にこそ、ぜひ読んでほしい記事です!
オーストラリアで車を買う4つの方法
1. 友達から直接買う(私の体験談)
私が車を購入したのは、なんとバッパーで出会った日本人の友達からでした。たまたま同じファームで働いていて、彼女の車に一緒に乗って通勤していたんです。通勤中に車の調子や走り具合を実際に見ていたので、状態が良いことを知っていたし、なにより彼女が丁寧に管理していたのも安心ポイントでした。
車は2000年製のマツダで、走行距離は30万キロ超え。古い車ではあったけど、$3000で譲ってもらい、コスパは抜群。しかも、彼女は帰国のタイミングで車を売却することになっていて、ちょうど私が車を探していた時期とピッタリ重なったので、話がスムーズに進みました。
さらに、売却前にしっかりと「ロードワーシー(RWC)」を取得してくれていたのも大きな安心材料でした。こうした信頼できる個人間の取引は、タイミングと人間関係がカギになります。

2. Facebookマーケットプレイスを使う
FacebookのMarketplaceでは、個人が出品している中古車情報を簡単にチェック可能。写真や詳細情報が載っているので、気になる車があればすぐにコンタクトできます。
実際に私もFacebookのマーケットプレイスを何度も覗いて、相場をチェックしたり、友達と一緒に車を探したりしました。

予算や車のメーカー等がすでに決まっている方はフィルターを使って検索してみましょう!
3. ガムツリーや日豪プレスなどの現地ウェブサイトから探す
Gumtree(ガムツリー)や日豪プレスなどのローカルサイトでも車の売買情報が豊富。Facebookと同様、個人間での売買が多いが、時にはディーラーの掲載もあります。


4. 中古車屋に直接行く
友達が実際にこの方法で、状態の良い車(日本車ではなかったけど)を約$3000で購入。プロが扱っているだけあって、整備済みの車が多い印象です。初心者で不安がある人には、中古車屋での購入もおすすめです。
オーストラリアで車があるとできること

1. 買い物が楽に!
オーストラリアではスーパーが広くて、まとめ買いすることが多いです。私も週1〜2回の買い出しで、たっぷり食材を購入していますが、これが徒歩だとかなり大変…!車があると、大きなカートいっぱいに買っても、すぐにトランクに積み込めて本当に楽です。
2. 遠出の観光・ショッピング
車があると、郊外のLOOKOUT(展望台)や静かなビーチ、アウトレットなど、公共交通機関では行きにくい場所にも気軽にアクセスできます。私は週末に友達とロードトリップ気分でショッピングや観光を楽しむことが多く、車があるだけで生活の幅が一気に広がると感じています。

3. ロードトリップができる
長距離の旅行や州をまたぐ移動も自分の車なら自由自在。季節ごとの自然やローカルな街並み、星空など、電車では味わえない景色に出会えるのが魅力です。
👇過去に書いたロードトリップ体験談も合わせてチェックしてみてください👇
https://moriko.blog/オーストラリアでのロードトリップ体験談|海外/4. 自宅から遠い場所での勤務も可能
私自身、現在通勤に車で約30分かけて働いています。徒歩やバスでは到底通えない場所ですが、車があるおかげで働く選択肢が広がりました。実際に履歴書を配るときも、車でエリアを回れば数時間で何件も訪問できます。交通の便が悪い地域の仕事でも挑戦できるのが大きなメリット!
5. ファームジョブ・ファクトリージョブの探しやすさ
ファームジョブやファクトリージョブは郊外や田舎にあることが多く、車がないとアクセスが難しいです。私もファーム勤務時には毎日車で通勤していましたし、ミートファクトリーで働く友達も「車がなかったら働けなかった」と言っています。求人の条件に「要マイカー」と書かれていることもあるので、仕事探しの幅を広げる意味でも車はとても役立ちます。
車購入時に必要な手続き

車を購入するときには、以下のような手続きが必要になります。しっかり準備してスムーズに乗り出せるようにしましょう。
- ロードワーシー(Roadworthy Certificate)の受け取り:車が安全であることを証明する書類で、売却者が取得するのが義務です。購入時には必ず受け取りましょう。
- 名義変更と住所変更の届け出:車の所有者が変わるため、陸運局(州によって異なる)で手続きを行う必要があります。
- レジストレーション(通称Rego)の確認と更新:車の登録(Rego)は、3ヶ月、6ヶ月、1年などの期間で管理されており、有効期限が切れている場合は新たに支払う必要があります。
車を買うときに気をつけること
1. 動作確認をしっかりと
購入前には必ず試乗して、エンジン音やハンドルの感触、ブレーキ、エアコンなどの機能が正常に動くか確認しましょう。Facebookやガムツリーの個人売買では、故障車を売ろうとする人がいることもあるので注意です。
2. ロードワーシーの有無を確認
売却者が発行済みのロードワーシーを提示できない場合、その車は法的に販売できない状態かもしれません。発行日が古すぎる場合も再取得が必要になるので要確認です。
3. 操作方法や整備履歴の確認
ウィンカーの位置やライトの切り替え、ボンネットや給油口の開け方など、車によって微妙に異なります。整備記録があればそれも見せてもらうと安心です。
まとめ
オーストラリアで車を持つことは、行動範囲を大きく広げ、生活の自由度を飛躍的に上げてくれます。特にワーホリ中は「通勤」「買い物」「観光」「ロードトリップ」など、車があることで体験できることが本当に多くなります。
最初は少し勇気がいるかもしれないけど、信頼できる人からの購入や最低限の知識があれば、そこまで難しいことではありません。
これからオーストラリアで車を買いたい人の参考になれば嬉しいです!