「海外に挑戦してみたい!!」
そんな夢を持つ日本の若者の皆さん、こんにちは( ^∀^)
日本の大学を卒業後、就職せずに思い切ってオーストラリアへ飛び出した「海外チャレンジャー」のmorikoです。
このブログでは、エージェントにも語学学校にも頼らず、自力で情報を集め、限られた予算でワーキングホリデーに挑戦した私のリアルな経験を発信中!!
今回の記事では、『オーストラリアワーホリ到着後のすぐにやるべき7つの手続き』について解説していきます。
✅ オーストラリア到着後の手続きを全部自分でやりたい方
✅ エージェントは通さずにワーホリをしたい方
✅ オーストラリアに来たはいいけど何から始めたらいいか分からない方
海外での手続きは難しそうに見えるかもしれないけど、案外簡単なものばかりです。英語が全く話せなかった私でもできたので、この記事を参考にして早い段階で必要な手続きは終わらせてしまいましょう!!
優先度が高い順に解説しているので順番にやっていきましょうね!
在留届の提出
現地についてホステルで一休みしたら、一番はじめにして欲しい手続きは「在留届の提出」です。海外に3ヶ月以上滞在する場合は提出が義務付けられています。
つまりワーキングホリデーのほとんどの方は対象です。
✔︎在留届の提出が必要な理由
- 緊急事態発生時の安否確認や大使館からの連絡がスムーズになる
- 海外でのトラブル(災害・事故・犯罪被害など)発生時に在外公館からの支援を受けられる
慣れない海外で何かあった時のためにも在留届はできるだけ早く提出しましょう!!
✔︎必要な書類
- パスポート情報
- オーストラリア国内(到着地)の滞在先住所
- 連絡先(携帯番号、メールアドレス)
- 滞在地での緊急連絡先
✔︎在留届提出方法
- オンライン提出
- 外務省オンライン在留届にアクセスして申請
- 同時に外務省「在留届(たびレジ)」に登録
- スマホ・PCから記入・送信でき、手間いらず
- 領事館へ直接提出
- 必要書類を揃え、最寄りの日本総領事館へ持参
- 対面で質問に答えながら提出できる安心感あり(日本人スタッフ在中)
在留届の提出は日本語で完結できるので比較的簡単な手続きだと思います。
携帯電話・SIMカードの契約
オーストラリア到着時に真っ先に手に入れたいのが現地SIM。できれば、空港にある携帯会社のOPTUSやTelstra店舗で購入しましょう。
日本でSimフリーの携帯電話を使っている方は、手続きが簡単です。
そうではない携帯をお使いの場合は、渡航前にSimフリーにするか、オーストラリアでも使える携帯電話を購入しておくことをおすすめします。
✔︎オーストラリアの大手携帯会社
✔︎SIMカード契約時に必要な書類
- 身分証明証(パスポートやビザなど)
- 滞在先住所(ホテルやバックパッカーズの住所でOK)
- クレジットカードまたはデビットカード
私は現地についてすぐに空港内にあるOptusでSimカードを契約しました!
🔤Simカード契約時に使える英語フレーズ🔤
「Hi, I’d like a prepaid SIM card, please.」
(こんにちは、新しいSIMカードが欲しいです。)
「Can you set up this SIM with my passport?」
(このSIMをパスポートで設定してもらえますか?)
「I need a SIM for one month. What plans are available?」
(1か月分のSIMが必要です。どのプランが利用できますか?)
銀行口座開設
オーストラリアに住むのであれば必ずしなくてはいけない手続きが「銀行口座開設」です。給与の受け取りや公共料金の支払い必要。到着後1週間以内に開設しましょう。
✔︎なぜ早めの開設が必要?
- お給料の受け取り口座として雇用主に提示するから
- インターネットバンキングで家賃の支払いや割り勘分を簡単送金
✔︎口座開設に必要な書類
- パスポート
- 英文での住所証明(初月はSIM契約証明やバックパッカーズのレシートで可)
- マイナンバーカードなどの日本側ID(銀行により要否が異なる)
✔︎オーストラリアの4大銀行
- Commonwealth Bank(CommBank)
- NAB(National Australia Bank)
- ANZ(Australia and New Zealand Banking Group)
- Westpac
※これら4行間のオンライン送金(PayID/Osko)は無料。割り勘や家賃のシェアに便利。
✔︎銀行口座開設の手順
- オンライン申込:各銀行公式サイトで「Non-resident」「Working Holiday Visa」用口座を選択
- 必要書類アップロードまたは支店へ来店
- 口座番号・BSBコードを受領
- インターネットバンキング設定
🔤銀行口座開設時に使える英語フレーズ🔤
「I would like to open a bank account, please.」
(銀行口座を開設したいです。)
「What documents do I need to open an account?」
(口座開設に必要な書類は何ですか?)
「Can you help me set up online banking?」
(インターネットバンキングの設定を手伝っていただけますか?)
どの銀行で口座を開設するか悩んだら、自分の滞在先から一番近くにある支店を選んじゃいましょう!!
家探し・引越し
安定した住所を持つことで、仕事探しや銀行・SIM契約の住所登録がスムーズになります。
これから長期で住む家を早い段階から探し始めましょう!!住所を取得することでいろいろな手続きが圧倒的に楽になります。
✔︎オーストラリアでの家探しサイト
- Flatmates.com.au
- Facebook Marketplace(「share house Melbourne」等で検索)
- Gumtree
- Realestate.com.au
✔︎家探しのステップ
- 気になった物件のオーナーへメッセージ(内見の予約)
- 実際に内見(インスペクション)
- レント(家賃)、ボンド(敷金)、光熱費支払い方法を確認
- 入居申し込みフォーム(Application Form)提出、もしくはオーナーに住みたい旨を伝える
- 承認後、入居日と鍵の受け渡しを相談
🔤家探しの時に使える英語フレーズ🔤
「I’d like to view this property, please.」
(この物件を見学させてください。)
「When can I come for an inspection?」
(いつ内見に来られますか?)
「How much is the weekly rent and bond?」
(週ごとの家賃とボンドはいくらですか?)
家探しをするときのポイントは、数件の家を内見してしっかりと部屋を見比べることです。最低でも3〜5件は内見に行ってみましょう!
TFN(タックスファイルナンバー)の取得
TFN(タックスファイルナンバー) とは、Australian Taxation Office(ATO:オーストラリア税務局)が発行する「9桁の個人識別番号」のこと。
日本のマイナンバーに近いイメージですが、オーストラリアでは給与支払い時の税率計算や、銀行口座における利子課税、Superannuation(年金)口座との紐付けなど、さまざまな納税・金融手続きで必ず使われます。
つまり、オーストラリアで働く人は全員必ず取得しなくてはいけない番号ということです。
手続きは無料で簡単にできるので今すぐにやってしまいましょう!
✔︎TFNの取得方法
- オーストラリア政府サイトAustralian Taxation Officeにアクセス
- TFN申請フォームへ必要情報入力
- 住所は一時滞在先(バックパッカーズ等)でもOK
- 数週間後、TFN通知レターが届く
注意:TFNを取得しないで働くと最大45%の課税がされる場合があります。取得後は過剰に徴収された税金を還付申請可能。
スーパーアニュエーション口座の開設
スーパーアニュエーションとは、雇用主が給与とは別に積み立てる年金・退職金制度のことです。ワーホリ生も対象で、帰国時に申請すれば税金分を差し引いた額を取得することができます。
ほとんどの雇用主がスーパーアニュエーション口座の提示を求めて来るので、仕事を始める前に先に申請しておいて損はありません!!
✔︎開設に必要な書類
- パスポート+ビザ
- TFN(タックスファイルナンバー)⚠️なくても申請可能、後で紐付け必須
- 住所確認書類
✔︎オーストラリアで主要なスーパーアニュエーションファンド
私自身はHostplusでスーパーアニュエーション口座を開設しました。一度開設してしまえば他ににするべき手続きは特にありません。
職探し・レジュメ配り
オーストラリアで生活するのであれば、仕事探しは必須項目ですよね。生活費の確保と英語力向上の観点からも早い段階で仕事を見つけましょう。
✔︎仕事ゲットのためのステップ
- レジュメ(履歴書)作成
- 雇用先へ直接持っていく or メール送付
- 面接依頼が来るまで繰り返し配布
- 連絡が来たら面接に行く
- トライアル(試用期間)1~3日間
- 採用決定・勤務開始
簡単な流れはこんな感じです!!
✔︎仕事を探す時のポイント
- 日本での経験をアピール(キッチンハンド、美容師経験など)
- 相手の言葉を汲み取るリスニング力必須
- 10件に1件声がかかれば上出来と心得て諦めずに配布
私も過去にレジュメ配りをしましたが、やはり仕事を探すのは大変なことでなかなかお声がかかることはありませんでした。
でも仕事がないと生きていけないので、諦めずにレジュメを配っていた結果、今働いているレストランから連絡があり無事トライアルをゲット。
飲食店での経験などを認めてもらえて採用してもらえました。
アルバイトでもいいので、日本での経験をレジュメ配りの時に全面的にアピールしましょう!
✔︎レジュメを配るときに使う英語フレーズ
🔤Simカード契約時に使える英語フレーズ🔤
「Hi, How are you? I’m looking for a job, are you hiring now?」
(こんにちは!私は今仕事を探しているのですが、ここのお店は人を募集していますか?)
「Could I talk with the manager about job opportunities?」
(マネージャーさんとお仕事の募集についてお話できますか?)
「Here is my resume; I’m available to start immediately.」
(こちらが私のレジュメです。すぐにでも勤務可能です。)
「I have an experience to work at busy restaurant in Japan, so I can work well here.」
(日本の忙しいレストランで働いた経験があるので、こちらでも十分に活躍できると思います。)
まとめ
今回は、オーストラリアワーホリ到着後にすぐやるべき8つの手続きを解説しました。
- 在留届の提出
- 携帯電話・SIM契約
- 銀行口座開設
- 家探し・引越し
- TFN(タックスファイルナンバー)取得
- スーパーアニュエーション口座開設
- 職探し・レジュメ配り
それぞれの手続きの詳細については、別記事にて個別に深掘りしていきます。最初の1週間でこれらを押さえ、スムーズに現地生活と仕事探しをスタートさせましょう!