オーストラリアでワーキングホリデー中の皆さん、こんにちは!
セカンド・サードビザの取得を目指して「ファームジョブを探さなきゃ」と思っている人、あるいは「ファームで働くって実際どうなの?」と疑問に感じている人も多いのではないでしょうか?
今回は、私自身の体験をもとにファームジョブの探し方とそのリアルな実情を詳しく紹介していきます。
結論から言うと、「自分から積極的に行動しなければ、オーストラリアでは仕事は見つからない」これが本当のところ。少し勇気を出してメッセージを送ったり、電話をかけたりする行動が、チャンスをつかむ第一歩です!
そもそもオーストラリアでファームジョブをするのはなぜ?

オーストラリアのワーキングホリデービザには、セカンドビザ・サードビザの取得条件として「政府指定地域での指定産業での88日間の就労」が必要です。
その代表的な仕事がファームジョブ(農業)なんです。
- セカンドビザ → 初回のワーホリ中に88日間のファームジョブ
- サードビザ → セカンドビザ中に6か月間のファームジョブ
ファームジョブを選ぶ理由はビザ目的が多いですが、次のような人にも向いています:
- 地方でお金を貯めたい(家賃や遊びに使うお金が少ない)
- 日本ではできない経験をしたい
- 英語環境にちょっと疲れた(日本人も多くいる環境も多い)
ファームジョブの探し方① Facebook経由
Facebookは、オーストラリアで仕事を探す際に最もよく使われるSNSのひとつです。
🔍 使い方のコツ:
- 「Australia Farm Job」「Fruit Picking」「Backpacker Jobs」などのグループに参加
- 投稿されている求人に直接メッセージを送る(テンプレでもOK)
- 「Looking for a job in [地域名]」と自分で投稿してアピールするのもあり
特に募集が多いのは、QLD(クイーンズランド)、SA(南オーストラリア)、TAS(タスマニア)など。
📌ポイント:返信が来ないこともあるけど、めげずに何通も送ろう!競争率が高い時期もあります。
ファームジョブの探し方② バックパッカーズホステル経由
バックパッカーズホステルは、ファームの紹介をしてくれる宿も多く、“ファームに行くために泊まる場所”として活用されることもあるほど。
使い方のコツ:
- ファーム斡旋があるホステルに問い合わせる(例:BundabergやMilduraなど)
- 宿泊客向けのファーム求人掲示板をチェック
- 実際に宿泊して、他の滞在者から情報を聞くのも◎
✅ ここでの出会いが友達作りや仕事の継続にもつながります!
ファームジョブの探し方③ Googleマップでファームを検索し、直接問い合わせる
一見アナログに思えるこの方法、実は意外と穴場です。
具体的なやり方:
- Googleマップで「Farm near [地域名]」や「Packing shed」などで検索
- 出てきたファームに電話やメールで直接連絡
- 簡単な英語で「Are you hiring now?」などと聞いてみる
この方法の強みは、Facebookなどに出てこない小規模ファームにアプローチできること。
📞 電話は緊張するけど、断られても次に行くだけ!行動した人が勝つ!
ファームジョブの探し方④ 友達の紹介
信頼できる友達からの紹介は、最も安心して働き始められるルートです。
実際に私は、バッパーで知り合った日本人の友達がすでにファームで働いていて、「ポジション空いてるよ」と声をかけてくれたことで仕事が決まりました。
- 事前に労働環境や給与についても聞ける
- シェアハウスも一緒に探せたりする
- 働く前の不安がかなり軽減される
ただし「紹介=絶対安心」ではないので、条件の確認はしっかりください!
仕事を探すときは悪徳ファームに要注意!

ファームの中には、劣悪な労働環境や不当な賃金を提示してくる場所も存在します。
注意したいポイント:
- ABN(オーストラリアの事業者番号)を持っていない
- 給与が異常に低い(ピースレートなのに1日$50など)
- 契約書がない、または口頭のみ
怪しいと思ったら、すぐに断る勇気を持って!あなたの安全と時間が最優先です。
ファームにある2つの給与形態とは?

オーストラリアのファームでは、主に2つの給与形態があります。
💰 Casual(時給制)
- 法定の最低賃金が保証される(2024年時点で$25.41〜/時)
- 働いた時間に応じて確実に給料がもらえる
- 安定して稼ぎたい人に向いている
🍓 ピースレート(出来高制)
- 収穫した量・箱数などに応じて報酬が変わる
- 作業に慣れれば高収入も狙えるが、最初は低賃金になりがち
- 速さ・体力・経験が必要
はじめての人はまず時給制をおすすめ。慣れてからピースレートに挑戦するのも◎
ファームってすぐクビになる?それ、実は当たり前です
「え、クビってそんな簡単に?」と思うかもしれませんが、ファームでは“試用期間”が非常に短く、初日で切られることも珍しくありません。
私の友達は、数時間働いた後「You are too slow」と言われて即終了。
別の友達は、2日目に「今シーズンは人足りてる」と言われて終わり。
でも、これがファームの現実なんです。
落ち込む必要なし。切られたら「次!」でOK!粘り強く動いた人が勝ちます。
まとめ:自分で行動しなければ仕事は見つからない
オーストラリアのファームジョブは、自動的に誰かが見つけてくれるものではありません。
自分で探し、連絡し、時には断られながらも進むことが必要です。
とはいえ、少しずつコツをつかめば、確実に良い仕事にたどり着けます。
- Facebookやバッパー、友達など複数ルートで同時に探す
- 条件は必ず確認する
- 「失敗しても学び」と割り切るメンタルを持つ
最後に:ファームは、きついけど楽しい。出会いも成長もある。あなたのワーホリの経験を一歩深めてくれる大きなチャンスになるかもしれません!
