はじめに|語学学校に通わなくても、ワーホリは楽しめる!
「海外に行ってみたいけど、語学学校に通うお金がない…」
そんな風に悩んでいませんか?
こんにちは!日本の大学を卒業後、就職せずに海外へ飛び出したもりこです。現在はオーストラリアでノマドワーカーとして生活しながら働いています。
今回の記事では、私がオーストラリアのワーキングホリデーで“語学学校に通わなかった理由”と、それでも英語力を伸ばせたリアルな方法についてお話ししていきます。
- ワーキングホリデーを検討しているけど、語学学校に通うか迷っている
- 費用をできるだけ抑えて英語を学びたい
- 語学学校に行かずに英語力を伸ばせる方法を知りたい
「語学学校に行かない=無謀」だと思われがちですが、実は工夫と努力次第でしっかり英語力は伸ばせます!
👇下記ではオーストラリアワーホリについて説明しています。👇
(知っている方は飛ばしちゃってください!!)
オーストラリアワーホリ(ワーキングホリデー)とは?
まずはワーキングホリデー制度について説明しますね。
もうワーホリについては知ってるよ〜という方は飛ばしちゃってください!
ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザは観光、就学、就労ができる特別なビザです。どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いという素晴らしい自由度の高いビザです。参照
参照:https://www.jawhm.or.jp/system.html
上記にある通り、ワーキングホリデービザはとても自由度の高い長期滞在が可能なビザになります。
現在ワーキングホリデービザで私たち日本人が行ける国は以下の29カ国です。
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ、イタリア、フィンランド、ラトビア
参照:https://www.jawhm.or.jp/system.html
そして、オーストラリアのワーキングホリデービザが他の国のワーキングホリデービザと違うのは、「条件を満たせば最大3年間滞在が可能」という点です。
上記で挙げた中のほとんどの国はワーキングホリデービザの期限が1年です。しかし、オーストラリアの場合は、農業やその他特定の職種で定められた日数働くことで2年目・3年目のビザを申請することが可能になります。
語学学校に通わなかった理由①「お金がなかったから」

当時22歳の大学生だった私は、語学学校に通うための費用を用意することができませんでした。調べたところ、語学学校に通うには30〜50万円ほどのまとまったお金が必要だと分かり、私には到底払えない額でした。
しかも、その頃はコロナ禍の真っ只中。アルバイトの収入も減り、経済的にとても厳しい状況でした。とはいえ、ワーホリに行くまでには2年間の準備期間があったので、できる限りの情報収集をしている中で「語学学校に通わずにワーホリを成功させている人」のブログ記事を発見。
それを読んで、「私も語学学校に通わずに現地で経験を積みながら英語を学ぼう」と決意しました。
日本にいる間にできる限りの準備をして、オーストラリアに着いたらすぐに働けるように英語学習とリサーチを重ねました。
「お金をかけずに英語が学べるなら、それが一番!」そう思って行動していたんです。
語学学校に通わなかった理由②通わなくても働きながら英語は勉強できると思ったから

語学学校に行かなくても、英語環境で働けば自然と英語は身につくと考えていました。今までの人生経験から「お金を払ったからといって自動的に英語が話せるようになるわけではない」と思っていたからです。
英語力の伸びは、最終的には自分の努力と行動次第。
もちろん、語学学校に通うことで得られるメリットもたくさんあります。それを理解したうえで、私は自分のスタイルで英語を学ぶ道を選びました。
語学学校に通うメリットとは?
語学学校に通うことには、以下のような具体的なメリットがあります。
1. 英語の基礎を体系的に学べる
独学だと抜けがちな文法や発音の基礎を、プロの講師からしっかりと学ぶことができます。授業はレベル別に分かれているため、自分のスキルに合った環境で効率よく学べるのもポイントです。
2. 毎日英語漬けの生活ができる
授業はすべて英語で行われるため、自然と“英語のシャワー”を浴びることができます。英語を聞く・話す時間が圧倒的に増えるため、リスニングやスピーキングの上達が早くなります。
3. 同じ目標を持つ仲間と出会える
語学学校では、世界中から集まった留学生たちと友達になれます。「英語を話せるようになりたい」「海外で働きたい」といった共通の目標を持つ仲間との出会いは、学習のモチベーションにもつながります。
4. 就職・生活サポートを受けられる
多くの語学学校では、履歴書の添削や面接対策、仕事紹介などのキャリアサポートがあります。また、家探しや現地生活に関する相談もできるため、海外生活が初めての人にとってはとても心強い存在です。
5. アクティビティを通して実践的に学べる
課外活動(アクティビティ)も充実しており、英語を実際に使う機会がたくさん用意されています。観光ツアーや料理教室、スポーツイベントなどを通じて、楽しみながら英語を使うことができます。
それでも私が語学学校に通わなかった理由
これらのメリットを理解した上でも、私は「語学学校に通わない」という選択をしました。
なぜなら、どれだけ恵まれた環境があっても、自分が本気で英語を学ぼうとしなければ意味がないと思ったからです。
「現地で働きながら、実際の英語に触れて学ぶ」
それが私のスタイルに合っていたし、何よりもお金をかけずに自分の力で挑戦してみたかったのです。
語学学校に通わずに英語を伸ばす方法(私の実体験)
語学学校に行かなくても、やり方次第で英語力は十分に伸ばせます。ここでは、私が実際に実践してきた「英語を伸ばすための工夫」をご紹介します。
1.現地で友達を作る
友達の言ってることを理解したいし、自分の言ってること理解してほしいから集中して会話をするようになります。
英語学習のモチベーション維持
コミュニケーション能力の向上
これら二つのメリットを得ることで英語学習がより一層はかどります。
海外で友達を作るためにはとにかくアクティブに活動することがポイント
オーストラリアでの友達の作り方に関しては以下の記事を参考にしてみてください!
https://moriko.blog/オーストラリアで友達を作る方法5選|海外滞在2/2.現地(英語環境の職場)で働く
現地に着いたらとにかく仕事を探しましょう。
ここで大事なポイントは、「完全英語環境で働くこと」
私はレストランで働いている期間が一番長く、注文の受け答えやお客様との会話を通じて、日常的に英語を使う場面が多くありました。
最初は簡単なフレーズしか使えませんでしたが、少しずつ「聞き取れる」「言いたいことが言える」ように。
職場では、わからない単語をすぐにメモして後で調べたり、上司や同僚の言い回しを真似したりして、リアルな英語を吸収しました。
2. 英語日記を書く
毎日、自分の一日を英語で振り返る習慣をつけました。最初は単語を並べるだけのような日記でしたが、少しずつ文章が書けるようになり、自分の成長を感じられる大切な記録になりました。
3. 英語のYouTubeやポッドキャストを活用する
仕事の前後や移動時間に、英語学習系のYouTubeや英語ネイティブのポッドキャストを聞いて耳を慣らしました。特にオーストラリア英語に慣れるには、現地のアクセントが出ているメディアが効果的です。
4.英語を話すことを怖がらない
間違えることを恐れず、とにかく話してみることを意識しました。スーパーやカフェでちょっとした世間話をしてみたり、フラットメイトとの会話を増やしたり、使う機会を自分から作っていきました。
間違えても「気にしないマインド」が大切です。ネイティブも優しく直してくれるので、それも学びになります。
英語習得のために楽しくできる学習方法はたくさんあります。
詳しく英語独学の方法について知りたい方は、「私がオーストラリア滞在1年間で英語が話せるようになった勉強法」を下記👇の記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
https://moriko.blog/オーストラリア滞在1年間で英語がスラスラ話せる/オーストラリア渡航前にやっておくべきこと

1. 英語学習を習慣化する
出発前から英語学習を習慣づけておくと、現地に行ってからの適応が格段に楽になります。単語帳を毎日少しずつ進める、英語で日記をつけるなど、小さな習慣が後々大きな成果に。
2. 渡航先のリサーチ
- 到着してからの宿泊先
- どこに拠点を置いて暮らすのか
- 家賃相場
- 仕事の探し方(現地でのやり方)
- 観光地←これ意外と大事
- どんな移動手段があるのか などなど…
どんな街に滞在するのか、どのような仕事が多いのか、物価はどれくらいかなどを事前に調べておきましょう。特に初めての海外生活では、事前情報が安心感につながります。
3. 日本での資金準備(目安:最低50万円)
最初の生活費や家賃、仕事が見つかるまでの余裕資金として、最低でも50万円は準備しておくのが理想です。余裕があればさらに安心です。
語学学校に通わなかった私の英語力の変化は?
TOEIC 約390点
相手の言っていることの理解度 30%
自分の言いたいことの表現力 20%
当時レストランで働いていたのですが、ドリンクを作ってほしい時にお願いをする英語フレーズ「Can you make a drink please?」これが言えないくらい英語が全然できませんでした(泣)
TOEIC 560点(160点UP)
リスニング 310点 リーディング 250点
相手の言っていることの理解度 70%
自分の言いたいことの表現力 60%
数字だけ見るとまだまだですが、実際には「英語で困らずに仕事ができる」「日常会話を楽しめる」レベルまで上達することができました。
まとめ:語学学校に通わなくても、ワーホリは楽しめる!
語学学校に通うことにはたくさんのメリットがありますが、「通わなければ英語が伸びない」ということはありません。
大切なのは、行動と継続。
自分に合った学習スタイルを見つけて、コツコツ続ければ、語学学校に通わなくても英語力はちゃんと伸びます。
英語力が不安でも、「挑戦する気持ち」があれば大丈夫。
私の体験が、少しでも誰かの後押しになれば嬉しいです。
